劇場アニメーション『ANEMONE／交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』完成披露舞台あいさつが開催！
劇場アニメーション『ANEMONE／交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』（監督：京田知己／配給：ショウゲート）完成披露舞台あいさつが6日、東京・新宿バルト9で開かれアネモネ役・小清水亜美、エウレカ役・名塚佳織、レントン役・三瓶由布子が登壇した。
2005年から06年にかけ全50話で放送され人気を博したTVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』。のちに劇場版や『エウレカセブンAO』なども制作されるなどファンに愛されている作品が12年の時を経て、17年秋より『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』3部作で上映している。2作目となる本作では、TVアニメ版にも登場したアネモネが主人公となり、冒険を繰り広げていく。
上映後、拍手に迎えられる中、キャスト陣が登壇。作品の感想へ小清水は「私達の知っているキャラクターではあるものの、新しい顔とか動きが観られて、新鮮さと懐かしさが一緒に押し寄せてくる劇場版でしたね」と、さまざまな気持ちが去来したそう。
名塚も、「新しい展開だったなって。アネモネと手をつなぎながらというシーンがあるのは、思いもよりませんでした。素敵な友情物語になっているなって思います」と、驚きがあったのだとか。さらに、レントンがいつ出演するのかへ名塚は「意外と出てきたでしょ！」と、アピールし「思ったよりいいところに出てるでしょ。1番好きなシーンはアネモネが『絶対に離さないから！』とエウレカと手をつなぐシーンで、これはレントンをフラッシュバックしました」と、回想。
すると三瓶が「手をつなぐシーンは嫉妬しましたよ！」とほおを膨らませつつ、「今回のタイトルは『アネモネ』ですからね。TVシリーズから思い返してアネモネは人気があって愛されているんだなって……今回だけだからな！」と、レントンとして気持ちを隠さず。しかし、そのレントンの気持ちを弄ぶように名塚は「エウレカは今回、アネモネに助けてもらっているので、惚れるなぁって感じで」と感想を漏らすと、三瓶は「すぐ会いにいくからな！」と、焚き付けられ、その後、三瓶から小清水へ花束を渡す際も「アネモネおめでとう、でも手をつなぐだけだからね！」と、釘を刺すのも忘れなかった。
話がキャラクターの方向へ。名塚は「可愛いし格好いいし盛りだくさんだよね」というと、小清水もアネモネの父が本作に登場していることに衝撃を受けていたようで、「家族のように思っている人がいて、実際の血の繋がりがある人がいるというのと、お父さんというのがドキッとしました」と、率直に語れば、三瓶は「ハイエボリューション1作目のときはレントンのお父さんが出てきていたけど、こんなに心穏やかに見れるキャラクターはいないですよね。エウレカ史上良い父親だった」と、うなずく。これに名塚は「ダメな男が多かったからね」と、鋭いツッコミを入れ観客たちの笑いを誘った。
そして、名塚から「こんなに表情が豊かな、可愛らしい部分、決意を持っている部分とか、いろいろ思っている部分、新しいアネモネと、みなさんにも、もっともっとエウレカの世界を楽しんでもらえたら」と、呼びかけ、三瓶からは「『アネモネ』を観させて頂いて、やっぱりロボットたちが戦うシーンとか、そのシーンに乗るテクノの音楽を聴くとやっぱりエウレカだなっていうの気持ちが沸き上がってきます。これも『エウレカセブン』の1つの形ということで楽しんでもらえたらと思います」と、呼びかけつつ、「見どころは最後のシーンです」と、2度言うほど念押し！
そして小清水から「繰り返しになりますが、新しい表情や関係性を観て頂ければというのが何よりです。レントンとエウレカはこんないろんな大人たちに囲まれてこんな気持だったんだなって、みなさんもそんな目線で見てもらえたら嬉しいです。謎は残ったままなので、未来へのワクワクも残して観て頂ければ」と、アピールしていた。
劇場アニメーション『ANEMONE／交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』は10日より全国ロードショー！
花束をプレゼントしている最中名塚はガリバーをもふもふする様子も
