道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも1

 関西ジャニーズ Jr.でアイドルグループ『なにわ男子』道枝駿佑(18)が28日、東京・グローブ座で主演舞台『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』(演出:森新太郎)フォトコールと取材会を女優・茅島みずきらとともに開いた。

 世界中で愛され、上演されてきたシェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』を、『プラトーノフ』や『メアリ・スチュアート』、『エレファント・マン』など、繊細で傑出した演出力で知られる森氏が演出を担当する作品となる。道枝は主人公ロミオ役で舞台初単独主演、その相手となるヒロイン・ジュリエット役には初舞台の茅島が演じる。

 フォトコールでは3シーンを公開。道枝演じるロミオが情熱的にジュリエットに話しかける姿や、華麗なダンスを見せるシーンなどで目を引くものとなっていた。

 その後、道枝、茅島、森氏の3人で会見を開催。明日初日を迎えるが道枝は「まだ実感が湧かないです。でも、とうとうこの日まで来たかという感じで、身にしみて感じます。明日からの本番とこれからのゲネプロも頑張っていきたいと思います」と、現在の心境を語れば、茅島は「すごい緊張をしていたんですけど、森さんがけいこをたくさんしてくださったので、前に比べて声も出るようになってきましたし、感情も込められるようになってきて、千秋楽まで行きたいと思っています」と、意気込んだ。

 2020年10月より放送されたドラマ『メンズ校』でも共演のある道枝と茅島。お互いの印象はドラマのときからくらべて変化があったのかへ、道枝は「変わりましたね。久しぶりに会ったときがこの作品の台本読みのときだったんですけど、ドラマで共演したときより大人っぽくなっていて雰囲気がガラッと変わったという印象で」と、大人びたと話しつつ、「ちょっと抜けていらっしゃるんです。天然だと思います。他愛ない会話のなかに“ん?”ということがあるんです」とも。

 すると隣にいた森氏が「お前の方が天然だよ」と、ボソリ。これに道枝は「僕はポンコツなだけなので」と話していたが、茅島とどちらが天然なのかといえば森氏は道枝といい「こんなおかしな子なんですか(苦笑)?初めて会ったんですけど。最近は話せるようになりましたけど、最初の頃は宇宙人と話しているような。みんなとワントーン声が違うから、こっちがどれだけ厳しくいっても、『ありがとうございます!』といわれて、調子狂うなと思いながらやっていました。茅島のことを抜けてるというのですが、誰が見てもこいつの方が抜けているというのは間違いない」とのことだった。

 そこから、けいこの話に。スパルタなけいこで知られる森氏だが「初日から怒鳴り声を出して、『やれ!やれ!』と言ったんですけど、この2人根性があるので、よくここまでついてきたなと思います」と、そのガッツはしっかり認めることも。その演出を通して森氏は道枝へ「声が出るようになったよな。最初は『僕弱いんです』と訴えてたけど、僕も驚いてます」と、発声力が底上げされたという。

 道枝も「毎日、けいこに行くのが不安で不安で、緊張で全然なれなくて。でもある意味毎日新鮮な気持ちで臨めているのかなって。森さんには厳しくして頂いて心が折れそうなことがあったんですけど褒めるところは褒めてくれて、叱るところは叱ってくださるのでそこはありがたいなって」といい、とくに殺陣で1つ間違うと相手役をけがをさせてしまいそうなほど踏み込みすぎてしまったため「冷静になれ!」と、ピシャリといわれたそう。そういった際に「深呼吸して落ち着こう」と気持ちを切り替えたり茅島は難しいセリフを「『きょうどこまで覚えた?』と話していて」と、励ましあったそうだ。

 役作りとして森氏から「ガリガリすぎるから筋トレしておいて」との指示が入ったそうでそれを続けているという道枝は「体重は変わりましたね。でもそんなに体重が増えなくて2、3キロしか増えなくて。ジャニーズWESTの小瀧(望)くんからアドバイスをもらって1日5食を食べたら太るといわれて、言われた当日に食べたんですけど、胃がびっくりして戻しちゃって(苦笑)。だんだん胃を広げながらやっていこうって」と、苦労もあったそうだ。

 そうして作り上げた舞台だが道枝の見どころとしては、「バルコニーのシーンは良いシーンだなと思います。ジュリエットに好きになってほしいという10代らしい不器用ながらも頑張っている声がいいなと思います」とのことだった。

 ほかにも、『なにわ男子』のメンバーからは大橋和也が観劇に来ると声をかけてくれたというがメンバーに観てもらうのは「良いって言ってくれたらいいですけど、僕もちょっと不安ですね。期待を良い意味で裏切れるようにしたいです。一番心配していたのは西畑大吾くんで、『俺もメンタルブレイクを3、4回してるからできるよ』と言ってくれて」と、声をかけてくれたそうだ。

 最後に茅島から、「初舞台ということで、いまもすごく緊張していますし、いまだに森さんにたくさん指導される部分がありますけど、自分なりに良いものをと思っています。楽しみにしていてください」と、メッセージを寄せ、道枝は「しっかり健康第一で、千秋楽まで共演者のみなさんと、森さんとスタッフさんと一緒に頑張っていきたいと思いますし、本番をやりながら良くなっていきたいと思いますのでよろしくお願いします」と、前を向いていた。

 舞台『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』東京公演は29日から4月18日まで東京グローブ座にて、大阪公演は4月21日から同25日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演予定!

 ■あらすじ
 中世イタリアの都・ヴェローナでは、長年にわたっていがみ合いを続けているキャピュレット家とモンタギュー家があった。
 ある日、キャピュレット家で行われた仮面舞踏会にモンタギュー家のロミオとその友人たちが忍び込む。そこでロミオはキャピュレット家の一人娘・ジュリエットと出会い、瞬く間に恋に落ちてしまう。
 互いが対立する両家の者だということを知った二人はショックを受けるものの、それでも二人の愛は変わらなかった。若き二人の純粋な愛を知り、この二人が両家の争いに終止符を打つかもしれないと期待したロレンス神父のもと、ロミオとジュリエットはひそかに結婚式を挙げた。
 その矢先、友人たちと一緒のところを喧嘩に巻き込まれてしまったロミオ。なんとそこで、ロミオの親友・マキューシオがキャピュレット夫人の甥・ティボルトに殺されてしまった。親友を失って怒り狂ったロミオはティボルトを逆に殺め、これによって両家は一触即発状態となる。ことを穏便に収めるべくヴェローナ大公は、ロミオをヴェローナから追放する。
 仲を引き裂かれてしまったジュリエットに、二人の良き理解者であったロレンス神父は一計を授ける。しかしそれは後に、純粋な若き二人を大いなる悲劇へと導いてしまうのだった……。

 ■キャスト
 道枝駿佑、茅島みずき、宮崎秋人、森田甘路、小柳心、坂本慶介、栗原英雄、太田緑ロランス、高橋克明、鈴木崇乃、冨永竜、久留飛雄己、天野勝仁、和田慶史朗、平田敦子、花王おさむ、斉藤暁

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも2

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも3

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも4

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも5

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも6

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも7

道枝駿佑 情熱的なセリフでジュリエットへのメッセージシーンも!スパルタな森新太郎氏けいこ通して発声進化や筋トレで「2、3キロしか増えなくて」とも8