林翔太「帰り道で泣きながら」エピソード披露に津田英佑が温かいフォロー!主演音楽劇へ「金メダルをあげてもいいと思ってもらえる作品に」

林翔太「帰り道で泣きながら」エピソード披露に津田英佑が温かいフォロー!主演音楽劇へ「金メダルをあげてもいいと思ってもらえる作品に」1

 俳優・林翔太(31)が4日、東京・新宿のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロで主演する「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド』~海からの2000年後のおくりもの~」ゲネプロ後にメディア向けに会見を開いた。

 海に住む人魚の王子カイ(林)。海の底で海賊王バッカーナにとらわれていたティヤム王国の末裔ルナ(七木奏音)と出会う。バッカーナからルナを救ったカイだったが2人は恋に落ちるが、海を穢した人間を憎む魔女セイレーン(彩吹真央)にその仲を引き裂かれることとなってしまい……。

 終了後には林、七木、彩吹、津田英佑、植本純米が役の衣装で登場し取材会が開催。いよいよ明日5日に初日を迎える本作へ、林は「やっと初日を迎えられるなという気持ちと、コロナ禍という状況のなかでも幕を開けられるというので一安心です」と、座長として胸をなでおろす。七木としては初めて全員がマスクを外したのが本ゲネプロだったと明かしつつ「みなさん素敵な顔で踊ってらっしゃったのを観て、嬉しくなりました」と、声を弾ませた。

 実は、林にとって本作が初の王子役。「いつか王子をやってみたいと思っていたんですけど、まさか人間よりも先に人魚の王子をやると思っていませんでしたけど、せっかくいい機会を頂いたので、しっかり人魚の王子役を頑張りたいと思います」という心情なのだとか。

 この話をもらったときに、「想像していたのが、ディズニーのマーメイドのアリエルだったんです。なので、最初に上半身裸だったらどうしようと思ったんです(苦笑)。それでビジュアル撮影のときに上半身も衣装が用意されていたので、そこでまず一安心しました」と、ほんわかと話すと、津田が楽しげに「裸なわけないだろ!」と笑いながらツッコみ、カンパニーの雰囲気を窺わせる一幕もあった。

 座長としては、「王子らしくドシッといるというのを、けいこ場でも座長という立場で『何があっても動じないぞ!』ということは意識していました」と、心構えをしていたそうだ。

 ほかにもけいこ風景として、津田が林について「台本を持っているのが見たことないんです」と、林が頭に入れてきていると褒めていたが、林は共演している女性アクロバットダンス・カンパニー『G-Rockets』が今年3月から準備しており仕上がっていたことを前置きしつつ「台本読みの最初の日に立ち回りのけいこをしたんです。『G-Rockets』のみなさんとしては半分くらいいけばいいだろうと思ってたと思うんですけど、一気に全部やっちゃったんです。僕は手は覚えていたんですけど、立ち回りしているときにセリフを言わないといけないのが、それが全く言えなくて、帰り道で泣きながらでした」と、エピソードを披露。これに津田は「立ち回りはちゃんとやらないと危なくて、怪我につながるということを分かっていて、先に立ち回りを覚えていたんですよ。それは素晴らしいですよ」と、温かい声でフォローしていた。

 そして林から、「本当にこの状況下の中でできるというのが奇跡だなと思いますし、嬉しいです。やっと明日、初日というものもあるので、スタッフのみなさん、『G-Rockets』のみなさんにも金メダルをあげてもいいくらいだと思います」と、労いつつ、「まずは公演を観に来てくださった方へ金メダルをあげてもいいと思ってもらえる作品にしたいと思います」と、意気込んでいた。

 「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド』~海からの2000年後のおくりもの~」は5日から8日までこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演!

 ※ゲネプロ記事
 ・林翔太 大口を叩いたワケやフライングして滝沢秀明のすごさ実感!“翔太リング”と命名したフライングも

 ※林翔太過去関連記事
 ・林翔太「櫻井翔くんの」ラップを参考!「自分より家族が幸せになってくれればいい」とサラリと返答
 ・林翔太主演の戯曲「キオスク」東京公演初日へ「こういう時代だからこそやるべき作品」!山路和弘けいこ中「気が狂いそうだ」と感じたこととは?
 ・林翔太、太田基裕ら出演のミュージカル「EDGES -エッジズ-」開幕!林翔太「今だからこそできる『EDGES』をお届けします!」【チームBLUE写真】

林翔太「帰り道で泣きながら」エピソード披露に津田英佑が温かいフォロー!主演音楽劇へ「金メダルをあげてもいいと思ってもらえる作品に」2

ポーズをするよう無茶振りされ応える林

林翔太「帰り道で泣きながら」エピソード披露に津田英佑が温かいフォロー!主演音楽劇へ「金メダルをあげてもいいと思ってもらえる作品に」2