沢口靖子 佐々木蔵之介の存在に「飲み込まれそう」な恐れから睡眠妨害?「科捜研の女」初の劇場版へ「集大成にふさわしい作品」

沢口靖子 佐々木蔵之介の存在に「飲み込まれそうな恐れで睡眠妨害?「科捜研の女」初の劇場版へ「集大成にふさわしい作品」3

 俳優・沢口靖子(56)、内藤剛志(66)、若村麻由美(54)、風間トオル(58)、金田明夫(66)、斉藤暁(67)、山本ひかる(30)、石井一彰(37)が11日、東京・丸の内TOEIで映画『科捜研の女 -劇場版-』(監督:兼﨑涼介/配給:東映)完成報告イベントに登場した。

 1999年の放送開始から20年以上にわたり放送されている“科学捜査ミステリー”ドラマ。沢口演じる榊マリコをはじめとする“科捜研”のスペシャリストたちが活躍する作品で、初の映画化となる。本作では、世界同時多発不審死事件が起こり、京都を手始めに世界中に死の連鎖が広がっていく……。現代最新科学では解き明かせないトリックを操る“史上最強の敵”も現れ、榊マリコに究極の決断が迫られる……。

 役の衣装姿で登場したキャスト陣。沢口は「TVドラマシリーズのスケールを大きくなっていて、手応えを感じました。結末は知ってますが、これは事件なのか、事故なのか、トリックは?と、ドキドキしながら観ました。科捜研の魅力が詰まった集大成にふさわしい作品だと思いました」と、いうと内藤、斉藤は1度しか使えない手を使うシーンがあることを話したり、若村は「歴代のレギュラーメンバー20人が集まっています」と話すとともに思わず声が出てしまう部分もあると語ると金田も同じく声が出てしまったと話す。

 その若村が話していたかつてのレギュラーキャストとの再会へ沢口は、「とても懐かしくて嬉しかったです。台本を開いてお名前を観たときに1人1人お顔が浮かんできました。苦楽をともにした仲間と再会した気がして、すぐに役同士で打ち解けましたし、スムーズに入っていきました」といい、「本当にうまくストーリーに絡んでいて、化学反応を起こしてクライマックスに向かっていきます」と、重要なピースなのだそうだ。

 ほかにも、山本は「今までにない初めての機械が出てくるんです。それがすごく高いらしくて、私がいままで触った機械の中でパワーアップしているし、値段も高くなっているんだなと感じました」と、側面を語ることもあった。

 本作でシリーズ最強の敵・加賀野亘を佐々木蔵之介が演じることとなるが、佐々木からVTRでメッセージが寄せられることに。そのなかで佐々木は「沢口さんとは現場でお話する機会があまりなくて 申し訳ないなと思っているんです」と切り出すと、「どうも僕が怖かった、恐れられていたみたいなんです、睡眠を妨害するくらい。僕はそんな俳優ではなないと思うのですが、現場ではあまりお話できずすみませんでした」と、沢口を脅かしていたと告白することに。

 これに沢口は、「普段は京都弁でざっくばらんなのですが、役に飲み込まれそうになりまして、ちょっと離れてました」と、顔が間近まで近づいての演技となった思い出を語りつつ、睡眠妨害については「それはちょっと私には分かりません」と、首をかしげる一幕もあった。

 そして沢口からメディア以外無観客となった会場を見回し「1つ夢が叶い、1つ夢が叶いませんでした。ファンのみなさまに直接お伝えできず、正直残念でたまりません。つらいときこそ諦めず前を向いて歩いていこうとマリコに背中を押されてここまで来ました。9月にはみなさんの前で、ごあいさつできるよう、この困難を乗り越えていきましょう」と、メッセージを寄せていた。

 映画『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日より全国公開予定!

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スタイリッシュな演出で登場

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