南果歩 若い頃にNGだった水着カットも50代になり「自分のことを自分で面白がれるという感じ」!“結婚失敗×2”への質問に「これはこれで糧」

南果歩 若い頃にNGだった水着カットも50代になり「自分のことを自分で面白がれるという感じ」!“結婚失敗×2”への質問に「これはこれで糧」1

 俳優・南果歩(58)が5日、都内ライブ会場でフォトエッセイ『乙女オバさん』(小学館)発売記念トーク&ライブを開催。終演後にメディア向けに会見を開いた。

 2度の結婚、突然の病などを経て、人生の第2ステージを歩み始めた南が、深い喪失から回復する方法を真っすぐにつづった作品となっている。

 まずはオーディエンスを前にトークと、5曲ほど披露。熱気冷めやらぬなかでの会見となり、書影と同じ“乙女オバさん”ポーズをカメラマンから求められるとノリノリで披露するなかでスタート。

 本作を書こうと思ったきっかけへ、「フォトエッセーとして、お話を頂いたんです。でも、どうしても自分で書きたいという気持ちがあって、私にとってこの5年は濃厚だったんです。そこに一度区切りをつけたいと思いました。書くことで自分の心を整理できて、次の章に私は移るという、区切りをつけたといいますか……。インタビューで語りきれない部分を自分の言葉でつづっておきたいということがありました」という想いから上梓したという。

 タイトルへは「乙女心を持ち続けよう、みんな!という気持ちを込めました。もちろん“乙女おじさん”にもと思っています」という南。苦労した部分へは、「いままで2冊エッセーを出版をしていて、それは雑誌の連載に加筆させて頂いたんです。でも、今回は全て書き下ろしで、お家にこもりっきりで、一日中パソコンの前に座ってました。ゲラチェックもたくさん届いて、朱を入れる作業をして。担当編集者の方とともに、そういう作業を乗り越えてこれが生み出されました」と、努力を重ねた結果という。

 そんな本書だが、「初水着というのを入れています」といい、「若い頃は水着といわれてあんなに“だめだめだめ!”と言っていたのを、50歳を超えてからやってみようかなという気持ちになぜかなったんです。自分でも自分のことを面白がれるという感じで。50代って面白いなって」と、心境の変化も語っていた。

 会見では書籍にもある“結婚失敗×2”について踏み込んだ質問もあったが、南は「すごくいい経験だったと思います。その時間を一生懸命ともに行きていたという気持ちも残っていますし、たまたま失敗しただけで。私は続けることができなかったですけど、これはこれで糧になっているし、決して結婚が悪いものと思ってはいないんです。誰かに相談されたら『結婚はいいものだからしてみたらいい』と伝えると思います」と、笑みを浮かべながら話す。ここで3回目の結婚はある?との質問には「どう思いますか!?」と、逆に記者に詰め寄ることもあった。

 ほかにも、先日、事務所のホリ・エージェンシーから独立して無所属で活動することを発表しており、そのことについて声が飛ぶと、「変わらずホリ・エージェンシーの社長とは連絡をとりあっています。相談にも乗ってもらっています。独立後は自分で決めていかないといけないので大変ですが」と、前事務所との関係は良好という。この独立という選択肢へは、アメリカのドラマに挑戦したことがきっかけといい、「スケジュール的にも拘束が長くて、日本の仕事にご迷惑をかける部分が多くなるのではと思って。だったら事務所に所属するより、いろんな調整を自分でやるほうが、ご迷惑がかからないのではと思いました」という思いからだったことも明かしていた。

 どんな方へ?という質問には、「いろんなことをしたいと思っている20代の方、結婚を考えている30代の方、1人で生きている40代の方、これから先どう生きていこうか考えている50歳以上の方、いろんな年代の方に読んで頂けるのではないかなと思います。みなさんにとって転ばぬ先の杖というか、雨を凌ぐ傘になってくれたら」と、メッセージを寄せていた。

 フォトエッセイ『乙女オバさん』は四六判224ページで1430円(税込)で発売中!

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水着写真も披露

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くしくもライブ会場には元夫・辻仁成のポスターも

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