アイドルグループ『Snow Man』目黒蓮が10日、東京・品川プリンスホテル新高輪で『第46回 日本アカデミー賞』授賞式で、優秀助演男優賞受賞でトークを繰り広げた。
目黒は映画『月の満ち欠け』で大学時代に謎の多い年上女性と恋に落ちる三角哲彦を演じ、その二十歳の大学時代とその後19年経ち39歳となった姿を繊細に表現したことから本賞と、新人俳優賞を受賞となった。
目黒は「二十歳の三角は自分が二十歳のころに似ている部分が多かったので自分のことを思い出しながら演じました」という。一方の39歳は姿勢などに気をつけて役作りしたそう。さらに「本番当日の日に髭をはやしていったんです。それで監督さんに見てもらってから髭をどうするか決めてもらおうと思って。そうしたら、メイクさんが髭を整えようとして、勢い余って剃っちゃったんです。だからなしで行きました」と、アクシデントが起こったという。
ここで、『月の満ち欠け』主演の大泉洋から「彼がまた髭を剃られたという話をしていますけど、本当に残念な失敗だと思います。髭を生やしてくれていたらまた違うでしょうし、メイクさんも迷わず一太刀でそれだけ剃ったというのもすごいなって」と、首を傾げる。松村は「監督から結果剃ってもよかったって感じだった……」と言いかけると、大泉は「剃ってから言ったから監督はそれはそう言うしかないよね。その日1日しか僕と君のスケジュールが合う日はないんだから。今からはやせというというわけにもいかないですし、じゃあなしで行こうかと言うしかなかったろうな」というと、松村は「確かにそうですよね」と相づち。これに、大泉は「いま気づいたような顔した？」とハッスルしながらツッコミを入れ、「今ここで彼と揉めるわけにはいかないから」と、自身でクールダウンしていた。
そんなヒートアップしたやりとりがあったが、目黒としては大泉に感謝しているといい「たぶん僕が緊張しているのに気づいて、たくさん『アイドルってどう？』と話しかけてくださって、緊張がほぐれて感謝しています」とも。ちなみに、本作で優秀主演男優賞を受賞した大泉は自身のトーク中に「（『アイドルってどう？』は）興味から聞いていました。生まれ変わったらアイドルになりたいと思って」と真意を話すと、いきなり目黒にこの反応を振られ「ありがとうございます」と、びっくりしながら返していた。
さらに、目黒はそこから、共演の有村架純へはも「引き出しの多い有村さんに引き出してもらって、自分も引き出しを見つけられたような気がして、ありがとうございます」と、お礼していた。
※目黒蓮過去記事
・目黒蓮「ヴィートメン」ブランドイメキャラ3年目継続起用
・目黒蓮コーセー・ジュレーム リラックスシリーズCMキャラ起用
・目黒蓮 三ツ矢サイダーCMちなんで「先輩の後ろ姿」回顧
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