女優・森川葵（25）、松井玲奈（29）、アイドルグループ『ももいろクローバーZ』で女優・百田夏菜子（26）、俳優・三浦翔平（32）が1日、東京・丸の内TOEIでアニメーション『魔女見習いをさがして』（監督：佐藤順一／配給：東映）完成報告イベントを開催した。
1999年から4年間にわたり放送されたオリジナル魔法少女アニメーション『おジャ魔女どれみ』。本作が20周年を迎えたことから、制作。生まれた場所も性格も違う幼少の頃から『おジャ魔女どれみ』好きだった3人の女性が、作品の聖地などをめぐりながら、紡ぐドラマなどが描かれる。
イベント前には、新型コロナウイルスの終息、そして映画館へ安心して行ける日々を祈願し、同社の屋上にある稲荷を詣ることに。森川は「こんなご時世で、みんなが何かを我慢していたりする状況で、心から笑える日が一刻も早く来るようにと祈願させて頂きました。ようやく公開が決まって、みなさんにお届けできる日が近づいて、少しでも明るい気持ちになってほしいなと思います」と、祈った内容とともに話すと、松井も「この映画をたくさんの方が観に来てくださることと、健康の体でお帰りになることを祈りました」という。
百田は「いよいよ公開が近づいているんだなと。たくさんの方に幸せが届きますようにという思いを込めて祈祷させて頂きました。今大変なことも多い中で、たくさんの方に幸せが届くように公開までもっともっと盛り上げていければ」と、気持ちを込めた。
本作の話が来たときのことへ森川は、「『えっ！いいの！？本当に！！？』という感じでした。制作が発表されると聞いて絶対に観に行こうと思っていたので、出演する側と聞いてビックリしたのと同時に大好きな作品だからこそ、いいのかな？という気持ちはありました。本当に好きだからこそ、私のせいで台無しになったらと、自分に自分で圧を与えていました」と、大きなプレッシャーと戦っていたとか。
松井も「『私も『おジャ魔女どれみ』大好きだったので、飛び上がるくらい嬉しくて」と大喜びしたそう。さらに、制作の発表からキャスティングの発表まで時間があいたということで「お友達にも『どれみの映画があるから観に行こう！』と言われたんですけど、私がキャスティングされていることはそのときは言えなかったので、あいまいに『一緒に観に行こうね……』という気持ちを胸に収録していました」と、裏話を話すことも。
百田はといえば「マネージャーさんからお話を頂いたときに、『おジャ魔女どれみの……』と、何かも聞かずににどれみちゃんのワードを聞いたときに勢いで『やります！』と。そう言ったんですけど、こんなに大きなことで、あとあと心配になるくらい心配してましたし、不安とかプレッシャーもあったんです。まったく考えずに何かとかも聞かずに、どれみちゃんのお仕事ができる、こんな夢みたいなことがあるのかと思って。なんとしてもやりたかったんですけど、自分の勢いにビックリしました（苦笑）。マネージャーさんも、私の勢いに『そんなに好きなんだね』とビックリしてました」と、身を乗り出してオファーを受けた姿が思い浮かぶようなエピソードを披露した。
そんな3人だけに、事前の準備にも気合が入りまくっていたようで、森川は、「松井さんが台本読みのときからキャラクターを作ってきていて」といえば、松井も「とは言いつつ森川さんも台本読みのときに、演じるはソラちゃんの高くて儚い声色が飛び出してきて、滅茶苦茶やってきたんだろうなって。アニメが好きなんだなというのもビシビシ伝わってきて」という。百田は森川と本作で初仕事だったそうだが「台本読みのときからソラで、いまもソラがそこにいるというくらいで」と、森川というよりソラというキャラクターと一緒にいるようだと話していた。
その百田はアフレコのときに森川と松井に助けられたという話を披露。「ご迷惑をおかけして」とイベント中も恐縮していたが、「ページ数とか秒数とか追えなくなってしまって、やばいと思って3人のシーンがとっても難しかったんですけど、2人が『このページですよ』と助けてくださって。“お姉ちゃん”についていこうと思って」と、ひたすら感謝していた。
『魔女見習いをさがして』は11月13日より全国ロードショー！
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