菊池風磨 主演ドラマ「バベル九朔」クランクアップ直後の熱いメッセージ!第3話の髙地優吾との演技は「十数年の関係が、いい形でお芝居に昇華されていた」

菊池風磨 主演ドラマ「バベル九朔」クランクアップ直後の熱いメッセージ!第3話の髙地優吾との演技は「十数年の関係が、いい形でお芝居に昇華されていた」1

 “セクゾ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Sexy Zone』の菊池風磨(25)が主演しているシンドラ第13弾となる『バベル九朔』(毎週・月曜、深夜24時59分~)。21日放送の最終回を直前に菊池のクランクアップ直後のコメントが届いた。

 5階建て、築88年の雑居ビル『バベル九朔』の管理人となった主人公・九朔満大(菊池)。ある日、満大が地下1階の物置部屋からすべての願いが叶う、偽りの世界“バベル”に迷い込んでしまう。そこで“バベル”という世界を終わらせるために、次々と起こる事態に巻き込まれながらビルの壮大な秘密に迫っていくのだが……。

 第9話で、ついに自らが偽りの世界バベルに取り込まれてしまった満大(菊池)。これまでの経験から、ここがバベルだと気付いた満大だが、逆にその状況を逆手にとって、失踪していた父・勝(上地雄輔)と再会するなど、願いを叶えていくうちに、どんどん“バベル”の世界にのめり込んでいく……。そこに親友・後藤健(髙地優吾)、カラス女(青野楓)が現れ……。

 クランクアップへ菊池は「本当に撮影が1ヶ月で終わっちゃうことが信じられなくて。満大はキャラクターとして感情の緩急もあったので、演じる上でやりがいがあった部分もあれば、難しい部分もありました。とくに、3話で健がいなくなって、満大が泣いてしまうシーン。気持ちを途切れさせないようにしなきゃと集中して臨んだのが印象深いです」と、エピソードを。

 さらに、髙地との撮影へも「全編通して、僕の芝居で『もう一回』にはならないようにしたい、感情を1回でぶつけたいと思って臨んでいたので、撮影を通して、本番に強くなった気がします。3話の健との芝居で、僕も髙地も感情のボルテージが上がっていったし、お互いの関係性が、十数年の関係が、いい形でお芝居に昇華されていたなと思いました。照れ臭さもありましたけど、髙地の持っているまっすぐな部分に引っ張ってもらったなと思っていて、感謝していますね、すごく。グイグイくる健と引っ張られていく満大の関係とも同じだと思いますし」と、語っている。

 最終話に向けて、観ている方々へ菊池は「自分の中にあるものに気づいてほしいなと思います。バベルではそれをわかりやすく『夢』と言っていますけど。『夢を諦めて、バベルに行く』とか、『夢を追いかけた時間は無駄じゃない』とか。ドラマ全体、特に最後にはそういうメッセージがありますね。それは『夢』だけに限らずに、自分の中にあるもの、失くしかけているもの、忘れかけているものとか、そういう部分に向き合うきっかけになったらいいなって。だから大きくいうと『夢』なのかもしれないですね。『こんな夢こっぱずかしくてさ』とか『こんな夢持っていていいのかな』とか。そう思う瞬間って僕にもあるし、誰にでもあると思うんです。もし、(そういう瞬間が)ないとしたら、どこかですでに諦めちゃっているのかもしれない。ご覧いただいた方に、そういう蓋をしている自分の感情とか気持ちに気付くきっかけになってくれたら、嬉しいです。ぜひ、心から楽しんでください」と、熱いメッセージを寄せている。

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 ■番組概要
 番組タイトル:バベル九朔
 キャスト:菊池風磨(Sexy Zone)
 髙地優吾(SixTONES) 池田鉄洋 佐津川愛美 前原滉 アキラ 100% 村松利史 /上地雄輔 ほか
 原作:万城目学「バベル九朔」(角川文庫/KADOKAWA 刊)
 脚本:田中眞一 吹原幸太
 監督:筧昌也 田中健一
 音楽:野崎美波
 編成企画:安島隆 河野雄平
 チーフプロデューサー:福士睦
 企画プロデューサー:長松谷太郎
 プロデューサー:藤森真実 髙橋淳之介 宇田川寧
 制作プロダクション:ダブ
 製作著作:日本テレビ ジェイ・ストーム
 番組公式ホームページ URL:https://www.ntv.co.jp/babel/
 番組公式 Twitter:@babel_ntv
 番組公式 Instagram:@babel_ntv

 ※記事内写真は(c)NTV・J Storm