齋藤飛鳥秋元真夏をプロデュースして猫のように“ニャーニャー”歌唱！乃木坂46「制服のマネキン」当時の制服で披露や期生枠超えた楽曲やアンダー楽曲披露も

　アイドルグループ『乃木坂46』1期生メンバーの秋元真夏、生田絵梨花、齋藤飛鳥、高山一実、樋口日奈、星野みなみ、松村沙友理、和田まあやが29日、『9th YEAR BIRTHDAY LIVE ～1期生ライブ～』を開催し、アンコール含め全25曲で駆け抜けた。

　本来は今年の2月に生配信されたライブ『9th YEAR BIRTHDAY LIVE』。1期生から4期生まで期別ごとでの開催も予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止策として期別ライブが延期されていたライブイベントとなっている。なお、前日28日には2期生のライブが開催され、メンバーの堀未央奈が卒業となった。

　オープニングを飾ったのは4thシングル『制服のマネキン』。当時のセーラー服を身にまとった1期生メンバーがパフォーマンスを繰り広げ、どこか懐かしさを感じさせる展開に。そのまま、『会いたかったかもしれない』『指望遠鏡』『君の名は希望』と、初期のナンバーで冒頭ブロックを締めくくった。

　ライブ中盤では、メンバーがメンバーをプロデュースする企画へと突入。齋藤プロデュースの秋元は、猫のようにニャーニャーと4期生曲『Out of the blue』を歌ったり、松村プロデュースの高山は、ピアノの弾き語りで『僕のこと、知ってる？』を披露するも、途中からはピアノの弾き語りふうという“落ち”があったり、秋元プロデュースの齋藤は、『ロマンスのスタート』を歌いながら、秋元からのリクエストに応えなくてはならず、歌っている途中でさまざまな表情や最後にはキス顔を披露と、お互いの関係性あってこその、メンバーの個性あふれるユーモアたっぷりの企画コーナーとなった。

　終盤では1期生メンバーの『The Original』と題して、日本レコード大賞曲『インフルエンサー』から幕を開ける。そして10thシングル『何度目の青空か？』のC/Wに収録されたアンダーメンバー楽曲『あの日僕は咄嗟に嘘をついた』を披露。デビュー当時から選抜メンバーの常連である生田、松村、秋元がパフォーマンスするアンダー楽曲と珍しい光景が広がることに。そしてデビュー・シングル「ぐるぐるカーテン」をもって本編を終了した。

　アンコールでは3期生楽曲『思い出ファースト』から。また昨年リリースした25thシングル『しあわせの保護色』のC/W曲として収録され、Music VideoのYou Tube総再生回数が約2000万回と最もバズった4期生楽曲『I see…』を披露となり、後輩の曲をパフォーマンスするレアなものとなっていた。

　そしてここで、3期生・4期生の『9th YEAR BIRTHDAY LIVE』として単独公演がサプライズ発表。4期生公演は5月8日、3期生公演は翌5月9日となるとアナウンス。とくに3期生は興行において初となる単独公演に臨むこととなった。

　ラストはデビュー・シングル『ぐるぐるカーテン』のC/Wに収録されたアンダー楽曲『左胸の勇気』で1期生の単独公演は幕を閉じた。

　乃木坂46のスターティングメンバーは34名だったが、グループは10周年目に突入し、今や1期生は8名のみ在籍。3期生・4期生など若手メンバーの台頭により、世代交代も著しい『乃木坂46』だが、存在感と貫録を見せた1期生単独公演となっていた。

　■乃木坂46「9th YEAR BIRTHDAY LIVE～1期生ライブ～」（2021.3.29）
　M1：制服のマネキン
　M2：会いたかったかもしれない
　M3：指望遠鏡
　M4：君の名は希望
　M5：13日の金曜日
　M6：Out of the blue
　M7：僕のこと、知ってる？
　M8：命は美しい
　M9：ロマンスのスタート
　M10：欲望のリインカーネーション
　M11：釣り堀
　M12：ガールズルール
　M13：でこぴん
　M14：ここじゃないどこか
　M15：インフルエンサー
　M16：あの日僕は咄嗟に嘘をついた
　M17：Against
　M18：裸足でSummer
　M19：ごめんね、スムージー
　M20：心の薬
　M21：ぐるぐるカーテン