伊野尾慧 連ドラ単独初主演現場で英国紳士のような気品あるスーツ姿!キンプリ・神宮寺勇太 現場で“じんじん”と呼ばれるのが定着したワケ【撮影現場レポ】

伊野尾慧 単独初主演ドラマで英国紳士のような気品あるスーツ姿!キンプリ・神宮寺勇太 現場で“じんじん”と呼ばれるのが定着したワケ【撮影現場レポ】1

 アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の伊野尾慧が連ドラ単独初主演を飾る8月7日から『オトナの土ドラ』枠で放送される『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ准教授・高槻彰良の推察』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。作品の撮影現場レポートが22日、解禁となった。

 原作は作家・澤村御影氏の「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫)。伊野尾演じる完全記憶能力を持った民俗学の准教授・高槻彰と、アイドルグループ『King & Prince』神宮寺勇太演じる過去に怪異を経験したことで嘘が分かる能力を手にしてしまった大学生・深町尚哉の凸凹バディが、「コックリさん」や「神隠し」といった怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリー。

 本作のクランクインは、5月に都内の書店にて。紺色の3ピーススーツを着て、英国紳士のような気品を放ちながら現れた伊野尾。対照的に、どこにでもいる大学生のような地味な服装と雰囲気で、猫背気味に歩いてきた神宮寺の姿が。

 スタッフ全員に拍手で迎えられた伊野尾と神宮寺は、マスクをしたまま静かにリハーサルをスタート。ファーストシーンは高槻の幼馴染・佐々倉の実家『佐々倉古書店』の2階で、高槻と尚哉が“コックリさん”をするという場面。机の上に広げた“コックリさんの紙”の上に十円玉を置き、向かい合って座る。それぞれが十円玉に人差し指を置いて、本作監督が理想とする十円玉の軌道を気にしつつ、そこに伊野尾は、民俗学の専門家として“コックリさんの解説をする”という要素が加わる。准教授らしく専門用語を含む台詞をよどみなく言うために、伊野尾は撮影の合い間も、頭の中に入っている台詞の暗唱を繰り返していたという。

 さらに、細かなニュアンスの芝居の後、監督モニターまで歩み寄りチェックをしながら監督と話す伊野尾の姿。自らの芝居が映像でどう見えるのかを確認しながら、疑問に思う部分はその都度、監督に質問をして、細かく役柄を固めていった。

 一方、この場面で尚哉を演じる神宮寺は、高槻の問いに対する「はい」「いえ……」などの短い台詞、もしくは無言のリアクションがほとんど。もともと尚哉は人と距離を置きたいタイプ。加えて、高槻と尚哉は出会って間もない、そこまで親しくない関係。そんな2人が1つの十円玉に手を置いて“コックリさん”をするという、ある種の戸惑いや緊張感を、神宮寺は目の動きや顔の表情で表現していく。

 ドラマの現場では俳優陣を現場に呼び込む場合、その俳優の名前ではなく役の名前で呼ぶことが多い。たとえば「伊野尾さん」ではなく「(高槻)先生」のように。しかし、本作での神宮寺は「じんじん」と呼ばれている。もともとは「じんさん」と呼ばれていたが、誰かが「じんじん」と呼んだときに「“じんじん”ってそう呼ばれたことがないから、その呼び名がいい!」と、神宮寺が喜んだためが定着したのだとか。その理由は、演技以外で見せる“天然っぷり”にあるといい……その証言(!?)は今後続々リリースされるレギュラー陣や各話ゲストによるインタビュー内で明かされるとしている。

 撮影現場での伊野尾は、ドラマ出演が3年ぶりとなる神宮寺を気にかけ、何度も話しかける姿が。

 一方、共演の岡田結実は、埼玉県内のスタジオに作られた、高槻の研究室でクランクイン。第1話で、神宮寺演じる尚哉が初めて研究室を訪ねてきて、瑠衣子と“衝撃の初対面”というシーンからのスタートとなった。岡田演じる瑠衣子は高槻研究室に所属する大学院生で、研究一筋のため普段はボサボサ頭にダボっとした服だが、塾バイトの時だけキレイめに変身するというギャップ萌え女子。この日の瑠衣子は研究室仕様に加え“ある場所”に寝ているという設定のため、寝癖まで付いた姿で現場に登場。

 リハーサルで、実年齢より4つ上の瑠衣子という役を、大人の雰囲気で演じてみせた岡田。ところが、監督からは「瑠衣子は寝起きでもパッと動ける元気キャラ」と逆の要望が!急きょ、演技プランの方向修正を求められることもあった。撮影後、初日の感想を岡田に聞くと「現場に入ってから役の方向性を変えたのは今回が初めてでした。今までは準備していたキャラクター像でクランクインの後、すぐに役を固められたんですが、きょうは現場で全部1回崩して、あらためて積み木みたいに積み上げるという作業をしたので結構ハラハラしたし、ずっと緊張していましたね。でも、もっと奔放にハジケていいんだと課題が見つかったので今後が楽しみです!」と、声を弾ませた。

 ■第1話あらすじ(8月7日放送)
 過去の怪異体験から人の嘘が歪んで聞こえるようになってしまった大学生・深町尚哉(神宮寺勇太)が、何となく受講した民俗学の講義で出会ったのは、完全記憶力を持ち、怪異現象にしか興味のない准教授・高槻彰良(伊野尾慧)。変わり者だが言葉に嘘がない高槻に尚哉は興味を持つ。そんな中、近所の小学校のとあるクラスで「コックリさん」を巡る怪異事件が起きる。
 担任の平原まりか(志田未来)と副校長の真鍋和夫(温水洋一)が困り果てる中、尚哉は何故か高槻と助手の生方瑠衣子(岡田結実)と共にその謎を追うことに……異能を持った凸凹バディの謎解きミステリー開幕!

 ※伊野尾慧過去関連記事
 ・Hey! Say! JUMP楽曲「群青ランナウェイ」が伊野尾慧初主演ドラマ主題歌に!共演者も発表で山田杏奈、鞘師里保ら起用や須賀健太キンプリ・神宮寺勇太へ「本当にいい方」
 ・伊野尾慧 主演作「ピーチガール」観客と一緒に観てキャーキャー!山本美月に反応解説の優しさも
 ・伊野尾慧 真剣佑が「守ってあげるよ」!映画「ピーチガール」初日で山本美月の選択には絶句
 ・Hey! Say! JUMP「smash.」新TVCMで山田涼介の瞳ドアップに「おい、離れんなよ」!熱く長文な起用理由であるメンバーが「自分たちがsmash.を世に浸透させて、新しい時代をつくる」

 ※神宮寺勇太過去関連記事
 ・神宮寺勇太“アレグラ人”先輩の知念侑李と吉高由里子が「とても心強かったです」!紫色コスチュームは「自画自賛ですがすごく似合っていて」
 ・知念侑李、神宮寺勇太、吉高由里子「アレグラ(R)FX」新広告キャラに起用!チネラー継続の知念「先輩から引き継いだ『アレグラポーズ』に磨きをかけて」【キャラ詳細設定有】
 ・平野紫耀ステージ上で大好きなラグビーのパスを田村優選手と応酬!岸優太 噛んだ挨拶や神宮寺勇太 東京のオススメスポットへ「代々木公園」【キンプリ出演部分全文】

伊野尾慧 単独初主演ドラマで英国紳士のような気品あるスーツ姿!キンプリ・神宮寺勇太 現場で“じんじん”と呼ばれるのが定着したワケ【撮影現場レポ】2