（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
『新しい地図』稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が11月30日に都内で『応援のチカラ プロジェクト』発表記者会に登場した。
2026年3月にイタリア・ミラノで始まるミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会。東京都では、大会に出場予定の選手に向け“応援のチカラ”プロジェクトを立ち上げるとともに、応援メッセージ募集開始とともに”応援のチカラ”アート制作発表を行うキックオフイベントとなる。 3人は本プロジェクトのアンバサダーに就任したことも発表。キャッチフレーズは『あなたがいるから、わたしは頑張れる』とアナウンスされた。
パラスポーツへの関わりとして稲垣は「2017年くらいからかかわるようになって、選手のみなさんの試合や練習風景を見ると勇気をもらえます」と、パワーをもらっているとしみじみ。
ミラノ五輪ということで草なぎは「ミラノ行きたいっすね」と漏らしたが、香取は「僕は行きましたよ先月」といえば、稲垣も「僕も行きました」と言い出し、草なぎは自身だけが行ってなかったと知って愕然とする一幕も。
応援の力について、草なぎは「応援がないと僕らはここまでこれないです。僕らが元気をもらうことっていっぱいあるから。僕らを元気にしてくれる、応援というものにはそういうものもあると思いますよね」と話していた。
注目競技はある？との問いかけに、稲垣は『アルペンスキー』を挙げる。「スピード感ですよね。100キロくらい出ているらしくて、ハラハラするんです。生で見てみたいです」とのこと。
草なぎは『クロスカントリースキー』といい「マラソンと一緒で忍耐力がいることなんです。腕の力だけで何十キロと進んでいかないといけないので、感心します」。
香取は『パラアイスホッケー』とのことで「平昌でパラアイスホッケーを見て、その激しさに驚いたんです。（身体などが）ぶつかり合いすぎて、“何やってるんだ！”と周りも声を出していて。スポーツとして応援だけじゃない声を出して良いんだというのをすごく教えてもらったと思います」と、迫力に圧倒されたのだそうだ。
また、香取は“応援のチカラ”アート制作に参加。東京都立墨東特別支援学校の子どもたちが「応援」をテーマに描いた絵“応援のタネ”を集めて、香取が冬季パラリンピックに出場する選手を応援するアート作品をコラージュして作り上げることとなる。香取は「僕がプレッシャーでできなくなったらつよぽんに」と言いつつも、稲垣が「何かあったら手伝うからね」と声をかけられると、やんわりと拒否し、しっかり1人で責任を持って成し遂げる決意を窺わせていた。
ちなみに、香取へ作品の締切はいつ？という声も飛んだが「締切を今日聞こうと思ってました。言われてないのでまだ余裕ぶっこいてます」と、現状を明かしていた。
さらに、3人へもしもミラノ五輪に3人のうち誰か1人行けるなら？という質問が。これに香取が「僕が行きます！」と勢いよくいうと、草なぎは「僕だけ行ってないから僕が行くのが筋じゃない？」とわちゃわちゃしだし、稲垣は質問した記者に「なんで僕らを喧嘩させようとしてるんですか！」とツッコミを入れる。しかし、その後も香取は「僕が行きます！」ととぼけて譲らず、報道陣を爆笑させていた。
あらためて来年へ向け稲垣から「僕らも力を合わせて応援させていただきます」と意気込めば、草なぎは「それまでに一歩一歩積み重ねて応援しています」。香取からは「応援の力を選手のみなさんに届けたいです。パラスポーツがだいぶ放送されたりニュースになって紹介されることも増えてきたし、それにSNSの力をみなさん持っていると思いますから一緒に盛り上げてほしいと思います！」と、呼びかけていた。
■応援のチカラプロジェクト
（1）応援メッセージ募集
冬季パラリンピックに出場するアスリートへの応援メッセージを公式ウェブサイトより募集する。
（2）“応援のチカラ”アート制作
東京都立墨東特別支援学校の子どもたちが「応援」をテーマに描いた絵”応援のタネ”を集めて、香取慎吾が冬季パラリンピックに出場する選手を応援するアート作品を制作する。
