中山美穂「一風変わった感じに見てもらえれば」!上地雄輔 監督からの詩人のような指示に困惑や大島優子は「ドキドキするシーンたくさん」

中山美穂「一風変わった感じに見てもらえれば」!上地雄輔 監督からの詩人のような指示に困惑や大島優子は「ドキドキするシーンたくさん」4

『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』完成披露試写会&舞台あいさつが開催!

 女優・中山美穂、木村多江、大島優子、俳優・髙橋優斗、上地雄輔、長野博が10日、都内でWOWOW『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』完成披露試写会&舞台あいさつを深川栄洋監督とともに開いた。

 現代社会の家族像を3つの家族を通して描くオリジナル脚本作品。二子玉川に立つオシャレなマンションが舞台。レディコミ漫画家・百々子(中山)とその再婚相手の夫と息子の3人ぐらしをしている。同じマンションで主夫の一太(上地)とキャリアウーマンの瑞希(木村)夫妻と知り合い交流を重ねていくなか、百々子の前の夫・葉介(長野)とその新妻・流美(大島)が隣の部屋に引っ越してくる。その3つの家庭が交わったとき、彼ら彼女らの“秘密”があぶり出されていく……。

 中山は、「主演として立たせて頂いていますけれど、この作品は、誰もが主役なんですよ」といい、「きちんと演じようというより一風変わった感じに見てもらえればと思いました。観ていて、滑稽におもしろく見れたらいいなと思いましたね」と、演技に込めた思いを披露することに。

 大島は「ドキドキするシーンがたくさんありました。そのなかで流美というのは看護師の仕事をしていて忍耐強いんです。彼女の忍耐力が、チャームポイントというか、そういう姿勢を身に着けているからこそ、洋介さんとも一緒にいるんだろうなとも思います。随所では悩むところもあってそれをどう解消しようか、自分でなんとか打ち出していて、そういう強さを持っている役柄だなと思います」と、さっぱりした感じで演じたようだった。

 一方、愛する妻にちょっと距離を置かれてしまう一太を演じた上地は「悲しかったです」と、切なげな表情を見せ観客たちは喝采。夫婦役だった木村とは「多江さんとは20年前からお世話になっていて、すごく楽しかったですけど、撮影中は悲しかったです。ずっとグサグサと心に来ていました」と、役の心情を痛いほどに感じたそう。

 それだけに木村としては「役では彼を悲しませてしまうことが多かったので、それ以外では楽しく過ごそうと思って、家族キャストが現場に残ってたときはずっと笑って話してて」と、気遣いもあったそうだ。

 その演技をするときに、上地は「深作監督は詩人みたいな指示をされるんです。料理しながら悲しい演技をするときにもたとえば、『ここでブラジル人がタンゴを踊る感じでお願いします』とおっしゃって。これ言われましたよね?」と、ほかの共演者を見回すと大島が共感し、「しれっと言うんですよ!」と、うなずく。

 さらに上地は「『花畑を走っている少女みたいに』とも言われて。ぼそぼそ言われて『失礼します』と言われて」と、さらなるエピソードを話し笑いを誘っていた。

 最後に中山は、「1人1人がきちんと演じましたが、演じていても、リアルな関係でみなさんと過ごせていた感じがします。みなさんどうぞお楽しみください」と、メッセージを寄せていた。

 『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』は11日より毎週土曜・午後10時より全8話でWOWOWにて放送!なお、第1話は無料放送となる。

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