「転スラ」へ岡咲美保「愛されていると実感」や富田美憂弟驚かせる

「転スラ」へ岡咲美保「愛されていると実感」や富田美憂弟驚かせる3

 『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』(監督:菊地康仁/配給:バンダイナムコフィルムワークス)グランドフィナーレ上映&『転スラ』新プロジェクト発表会が19日、東京・新宿ピカデリーで開催され、リムル役の岡咲美保、ランガ役の小林親弘、ヴィオレ役の富田美憂、杉本紳朗プロデューサーが登壇した。

 作家・伏瀬氏が小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿し、9億PV(ページビュー)超え、コミック化されシリーズ累計発行部数4000万部突破している作品。異世界で一匹のスライムに転生した主人公が、身につけたスキルを駆使し、知恵と度胸で仲間を増やしていく異世界転生エンターテインメント。TVアニメが2018年10月に2クールで第1期、21年1月に2クールで第2期、スピンオフ作品なども制作され、TVアニメ第3期の制作も決定している。本劇場版は国内動員数105万人、台湾では公開初週1位、アメリカでは公開初週8位、興行収入は13億7000万円と大反響を呼んでいる。

 岡咲がリムルのキャラクターの声を出したり、小林がランガとしてしゃべってリムルと掛け合いしたりと和気あいあいななかイベントがスタート。 旋風を巻き起こしている数字となり岡咲も「すごすぎる数字で分からないですが、自分の足で観に行ったときに、いろんな方が楽しんでくださっているのを感じて。老若男女観ていらっしゃって。グッズ売り場も覗いたときに、お子さんとかが、スラッとキャラ名を出されていて、それくらい馴染んでくるような年数も経ったんだなって思いました」と、しみじみ。

 さらに、昨年11月から舞台あいさつに立ち続けている岡咲としては、「すごい数を舞台あいさつという形でやらせて頂いて。同じ地での舞台あいさつを含めると10回以上では。隔週で(観客の方々と)コミュニケーションをとれたので、転スラを愛してださる方のことを心に刻み込めた期間でした。たくさんの地域に行けて楽しかったなと感じています」と、振り返った。

 一方、公開当時ヴィオレが出演していることはシークレットとなっていたということもあり、それが公になってから富田は「『富田さんだったんですね』と言われて。弟が『転スラ』がすごく好きで、せっかくだから、発表になるまで黙っておこうと思って、弟から『姉さんだったのか!?』って」と、驚かせてしてやったりという表情を浮かべていた。

 『転スラ』新プロジェクト発表会内では、今月20日より『転スラ 10th(テンス)プロジェクト』が始動することが発表。伏瀬氏による完全新作スペシャルストーリーの連載。さらに、新規オリジナルアニメ『コリウスの夢』の展開、作品初となる大型イベントの開催などがアナウンス。これに、岡咲は「感慨深いですし、私が作品に携わってからも4年、関わっている伏瀬先生たちの気持ちを思うと」と、万感といった様子。

 (発表詳報:「転スラ 10thプロジェクト」始動!伏瀬氏書き下ろしなど盛りだくさん

 そのなかで、伏瀬氏の書き下ろしスペシャルストーリーとして『とある休暇の過ごし方』と題して『小説家になろう』にて20日午前0時より連載開始!なおこのスペシャルストーリーは『3×3EYES』『無号のシュネルギア』などを手掛けた漫画家・高田裕三氏によるコミカライズ化も決定となっており、詳細は後日発表ともアナウンス。富田はそのビジュアルに見入っていたが、杉本プロデューサーからは、なぜ高田氏なのかへ「ヴェルドラが『3×3EYES』を読んでいたからこうなったのかも」とのことだった。

 さらに、今年8月に『転生したらスライムだった件』が初舞台化されることもアナウンスされたが、岡咲は「話は来てなくて。どうなるか分からないです」と、現状のことを。続けて、『転生したらスライムだった件 第2期』Blu-rayの特典ブックレットに収録され『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の大原案となった小説『コリウスの夢』が、全3話のオリジナルアニメとして2023年秋に展開が決定となったことも明かされ、OP主題歌をリムルの前世である三上悟役も演じた寺島拓篤が担当することも明かされ寺島自身からもコメントが寄せられたが、岡咲によると寺島から岡咲にも寄せられていたそうで、その中に「『今回にしかないキーワードも入れ込む』と言ってました」と、明かしたり、杉本プロデューサーからはまだ何も決まっていないそうだが「エンディング曲も付く予定です!」と、自身の期待込みというコメントもあった。

 イベント中、4人でクロストークをたびたび展開などして、たびたび爆笑にあふれており、その最後に1人ずつあいさつしていくことに。

 杉本プロデューサーからは、『転スラ 10thプロジェクト』へ「劇場版のヒットのおかげでできることが増えてきています。“情報を小出しにするな!”というのはエゴサしてますので、精神にくるのでやめていただいて、応援頂ければ」と、本音を盛り込みつつ話したり、富田は「昨年12月に転スラのイベントに参加したときに、しっかりした現場だと思っていたんですけど、ゆるくてもいいんだと思って」と、肩の力が抜けたと話しつつ、「わちゃわちゃしたメンバーにいい意味で振り回されながら転スラファミリーに加わることができたことに喜びつつ」と、笑みを見せる。

 小林からは、「10年といいますと、僕が声の仕事を初めて10年なんです。転スラの小説と同い年というので、同い年として一生懸命かかわっていくつもりです。よろしくお願いします」と、自身のことを交えて。そして岡咲から、「何回も足を運んでくださった方もいて、いろんなところで上映できて、あらためて転スラってすごいし、愛されていると実感しております。グランドフィナーレでちょっと寂しいなという気持ちもありましたが、『転スラ 10thプロジェクト』が楽しみな気持ちです。来年も、その先もずっとずっと転スラを楽しんで頂けたらと思っています」と、メッセージを寄せていた。

 ※転生したらスライムだった件過去記事
 ・岡咲美保、千本木彩花、沼倉愛美ら「転生したらスライムだった件 第2期」裏話トークなど披露!「転生したら何になりたい」の質問に個性たっぷりの返答が【レポート】
 ・岡咲美保 M・A・O、江口拓也から「転生したらスライムだった件」座長ぶり褒められ照れ笑い!花守ゆみり 前野智昭のヴェルドラはカワイイと証言も
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