永瀬廉Netflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」主演発表

永瀬廉Netflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」主演発表1

 アイドルグループ『King & Prince』永瀬廉が2024年内にNetflixにて世界同時配信を予定している映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(監督:三木孝浩)を主演することが25日、発表となった。

 作家・森田碧氏のベストセラー『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(ポプラ社)をNetflix映画として映像化。小説投稿サイトに投稿されていた本作が編集者の目に留まり“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、シリーズ累計35万部を突破する反響を呼んでいる。

 メガホンは、『ホットロード』、『今夜、世界からこの恋が消えても』などを手掛けた三木孝浩監督がとる。脚本は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で三木監督とタッグを組み、『君の膵臓をたべたい』など、多数のヒット作を生みだす吉田智子氏が担当。音楽は『今夜、世界からこの恋が消えても』で三木監督とタッグを組んだ亀田誠治氏が担当する。

 永瀬は突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役を演じる。なお、永瀬にとってNetflix作品初参加にもなる。一方、ヒロイン・桜井春奈役はNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』に出演した出口夏希が務める。

 今回の発表にあたり、ビジュアルも公開。夕景のような空間、悲嘆に暮れたような哀しげな瞳をしながら出口を背負っているような永瀬。対照的に出口はほほ笑みをたたえているような明るい表情を浮かべており、2人の表情に大きな違いがある印象的なものとなっている。

 さらに、永瀬、出口、三木監督、プロデューサーらからコメントが寄せられた。以下全文。

 ●永瀬廉(早坂秋人 役)
 限られた時間のなかで一途に想い合う秋人と春奈が眩しく、その儚さに引き込まれました。期限付きの恋だからこそ、自分の余命を隠して春奈のためだけに献身を貫く日々は何よりも尊い時間で、そんな秋人の持つ優しさや強さを精いっぱい演じさせて頂きました。Netflixのグローバルな舞台に初参加で初主演というプレッシャーもありますが、人を愛する物語は国を問わず誰しもがきっと共感してもらえるものだと思います。互いに余命があるこの純真なラブストーリーを早く世界の皆さんに届けたいです。

 ●出口夏希(桜井春奈 役)
 原作を読ませていただいて、涙がとまりませんでした。 でも、春奈としての最後の人生はとても輝いていて、悲しいというより、幸せだったんだな。という印象でした。 そこをどう表現したらいいのか、とてもとても考えました。 余命宣告されたふたりが残された時間を必死に生きていく姿を見守ってください。

 ●三木孝浩監督
 この作品は命の短さ、儚さを悲しむのではなく、たとえ一瞬でも誰かを心から想えたことそのものが愛おしく、恋の痛み苦しみさえも生きた証として人生の輝きになることを感じられるような物語として描きました。素敵なキャストの皆さんが全身全霊で想いを注いだこの作品を観て、少しでも多くの方が胸焦がしていただけたら嬉しいです。

 ●エグゼクティブ・プロデューサー(Netflix コンテンツ・アクイジション部門 マネージャー) 秋田周平
 森田碧さんの感動的な小説を、三木孝浩監督、脚本に吉田智子さん、音楽に亀田誠治さん、キャストに永瀬廉さん、出口夏希さんを迎えて映画化できることを大変嬉しく思います。限られた時間を懸命に生きた2人の“期限付きの恋”をぜひ多くの方にご覧頂きたいです。

 ●プロデュース 春名慶
 ふたつの命が喪われる物語ですが、悲しい結末は用意していません。残された時間を惜しげもなく、相手のために費やす秋人と春奈。最後の命を燃やし、溶け合っていく姿は誰よりも輝いています。この映画を通じて、当たり前だけどかけがえのない日常の尊さがどうか世界に伝わりますように。