「第十七回 声優アワード」に起こった改革!選考委員長が語る

「第十七回 声優アワード」に起こった改革!選考委員長が語る1

竹内宏彰氏が選考理由などを語った

 『第十七回 声優アワード授賞式』が11日、東京・浜松町の文化放送内で開催。そのなかで、今回の選考について選考委員長の竹内宏彰氏から触れることがあった。

 その年に最も活躍し、人気、実力ともにそろった声優の方々と、長年にわたって活躍するベテラン声優を表彰する2006年より開催されている声優界の大型イベントとなる。

 竹内氏はこれまで主演男優賞/主演女優賞で表彰となっていたが、声優アワード実行委員会では多様性の尊重、ジェンダーフリーに鑑み、この数年議論を積み重ねた結果、主演・助演・新人の3部門における男女別を統合し主演声優賞、助演声優賞、新人声優賞と変更したことについて、「今年の声優アワードはいろんな点で審査の方法を変えました。ジェンダーレス。声優というのは男女のみならず時代も超えて、性別・国を超えるものではないかと。だったらあらゆる賞に先駆けてジェンダーレスを取り入れる」と、説明。

 さらに、審査について。「審査は本当に熱くモメました。賞の中の収まり、W受賞はありかなしか。やはり審査員の熱い想いは譲れないということで、いろんな点で改革をしてみようと審査していきました。審査のポイントは2つです。まず、その年に大ヒットした新たなるキャラクター、作品。そこに命を吹き込んで頂いた声優さん。さらに長きにわたりキャラクターとともに歩み、そのキャラクターを育てて広げてくれた声優さんの力。きょうのラインアップを見るとなるほどと思われたと思います」。

 続けて、竹内氏は「コメントを聴いていまして、選考委員長として思ったことがあります。『この数年、日本の声優さんは世界に通用する』『世界に日本のアニメがどんどん行く』と私は何度も申し上げました。それを今年は、声優のみなさんが自ら言葉で表して頂いた。これは今後みなさんの後に続く声優さん、もっとみなさんを凌駕しようとする声優さんの励みになります。日本の言葉で世界にこの声優という素晴らしい職業をみなさんの夢を届けて頂ければと思います。また来年、この会場で待っております。素晴らしい作品を作り上げてください。ありがとうございました」と、メッセージを寄せた。

 ※『第十七回 声優アワード授賞式』記事
 ・種﨑敦美「声優アワード」涙の助演&主演声優賞W受賞
 ・声優アワード新人声優賞に梅田修一朗、直田姫奈、永瀬アンナ、日向未南、若山詩音
 ・「第十七回 声優アワード」発表!主演声優賞に安済知佳、江口拓也、種﨑敦美
 ・江口拓也「声優アワード」MVSと主演声優賞W受賞
 ・虹ヶ咲「第十七回 声優アワード授賞式」で歌唱賞受賞
 ・花江夏樹「第十七回 声優アワード」インフルエンサー賞に 

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