玉森裕太 日本人声優初LAのピクサー“赤い壁”にサイン

玉森裕太 日本人声優初LAのピクサー“赤い壁”にサイン4

 “キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』玉森裕太が主人公キャラクターの1人として日本版声優を務めているディズニー&ピクサー最新作映画『マイ・エレメント』(監督:ピーター・ソーン/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)。

 そんな玉森が、ロサンゼルスにあるピクサー・アニメーション・スタジオに訪問していたことが20日、発表。その公式レポートが公開された。

 本作は、火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす世界を描くというもの。先日、主人公の一人で、アツくなりやすくて家族思いな“火”の女の子<エンバー>の日本版声優を俳優の川口春奈が務めたが、玉森はもう1人の主人公で涙もろくて心やさしい“水”の青年・ウェイド役演じている。

 同スタジオのピーター・ソーン監督を訪問した玉森。「本作の最初のコンセプトは<火が水に恋をしたらどうなるのか?>という1つの疑問から始まりました」と語るソーン監督に自身の演じたウェイドついて玉森が尋ねると、監督は「ウェイドは、つらい思いを抱えている相手のために、自分が何をしてあげられるんだろうと考えているような優しいキャラクターです。感情が豊かなウェイドの表現は1番難しかったですね。そして水は相手を反射させるので、エンバーにとっても出会った当初はただの水のエレメントでしたが、お互いを知っていくうちにエンバーはウェイドの中に自分自身を見るようになり、大事な存在へと移り変わっていきます」と解説。

 すでに世界中のSNSでもウェイドというキャラクターについて「ウェイドは他のエレメントの違いを全く気にしていない。だってウェイドはありのままのエンバーが大好きだったから」、「ウェイドは本当に優しい!」、「私が今まで見た中で最高に美しいディズニー・ロマンス」とエンバーに向けられるまっすぐな優しさを挙げる声もあり、ソーン監督からも「(ウェイドのように)あなたもロマンティックなタイプですか?」と尋ねられると玉森は「めちゃくちゃロマンティックです!」と楽しげに答えていた。

 さらに玉森は、無数のサインが施された一つの赤い壁の前に案内。ここは非常に特別な場所だそうで、歴代のピクサー作品で声優を務めたハリウッドスター達がスタジオに訪れた際、サインを残していく壁なのだとか。『トイ・ストーリー』でウッディを担当したトム・ハンクスをはじめ、『カーズ』で主人公・カーズの声優を務めたオーウェン・ウィルソンなど、名だたるスターのサインを紹介されると、ピクサーのスタッフから「ぜひ君もサインをしないか?」という言葉が。「僕が書いていいんですか?こんな経験できると思わなかったです」と恐縮しつつもサインを書くことに。日本人声優として、この壁にサインをしたのは初だそうだ。

 同スタジオを訪れた感想として、「ピクサーファンとして、目に映るものすべてが素晴らしく、とても濃い時間を過ごせました。多くの方がたくさんのアイデアを出し、ブラッシュアップを重ねた結果が僕たちに届き、幸せな気持ちにさせてくれるんですね」と、感想を伝えていた。

 ※玉森裕太過去記事
 ・玉森裕太 阿部サダヲからの「すごいアクションシーン」に笑顔で返し
 ・玉森裕太ラボン新CMはシリーズ初ドラマのような運転シーンに
 ・玉森裕太「ラボン・デ・ブーン」新キービジュ!「2回泣いた」

 ※記事内写真は(c)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

玉森裕太 日本人声優初LAのピクサー“赤い壁”にサイン1

玉森裕太 日本人声優初LAのピクサー“赤い壁”にサイン2

玉森裕太 日本人声優初LAのピクサー“赤い壁”にサイン3