前田佳織里パッション溢れるアドリブは「怒られるんじゃないかというくらい」振り切る!映画「フラ・フラダンス」収録台本は「家で見返して勇気もらってます」と“お守り”に

前田佳織里パッション溢れるアドリブは「怒られるんじゃないかというくらい」振り切る!映画「フラ・フラダンス」収録台本は「家で見返して勇気もらってます」と“お守り”に19

 声優・前田佳織里、陶山恵実里が22日、東京・有楽町朝日ホールでオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』(総監督:水島精二/配給:アニプレックス)公開直前イベントを水島総監督とともに開いた。

 福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム通称『フラガール』。そのフラガールの新入社員・夏凪日羽(福原遥)と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆や、恋、ダイエットなどが描かれた笑って泣ける温かな作品に仕上がっている。前田は日羽、鎌倉環奈(美山加恋)、滝川蘭子(富田望生)、白沢しおん(陶山)とともに『スパリゾートハワイアンズ』に採用された新人社員のオハナ・カアイフエ役での出演となっている。

 3人とも“アロハ~”なポーズとともに登場し、ハワイな風を会場に運ぶ中、前田はいよいよ公開が近づき「気づけば公開間近で収録もだいぶ前に終わって、先日舞台あいさつもやらせて頂いていまここに立っています。電車に乗ってたら、『フラフラダンス』の広告をたくさんお見かけして、Twitterでも試写会のみなさんの感想を見て、フラの和が広がっているんだなと感じています。私も公開までもっともっと盛り上げていきたいと思います!」と、意気込みを語れば、陶山は、「観た後にみなさんの心に太陽が宿ると思います」と、アピール。

 前田演じるオハナは、ハワイ出身のおっとり系、フラガールのハワイ系公演を見て憧れを抱き来日したという経緯を持っているキャラクター。自身との共通点へ前田は「オハナちゃんは、すごく思い切りが良くて、いい意味でマイペースなところがあるんです。私も周りからピッタリと言われることが多くて。水島総監督もオハナのグイグイ行く部分が似てるねと言って頂いて」というと、水島総監督は「オーディションからそうだったよね」と、声をかけ前田も「本当ですか!?嬉しいです」と、ニッコリ。

 続けて前田は「(オハナのオーディションでは)はっちゃけてました?」と尋ねると、水島総監督はうなずく。そのオーディションへ前田は「オハナは外国育ちなので、伸び伸びやってもらえたらとおっしゃって頂いていたんです。最初、自分の中で思い描いていたキャラクター像と違っていたんですけど、1回その場で言われてガラッと変えてみようと思って、自分の中で思う最大限の自由さを全部ぶつけてみたというか(笑)。それがみなさんに届いていたら嬉しいなと思います」と、そのとき込めたものを話す。

 すると、水島総監督は「オハナのプロフィールにはおっとりしたと書いてあるけど、そうでもないんです(苦笑)。訂正しなきゃと思っていたんですけど、そのまま行っちゃって」と、公式にアナウンスされているものとは少し違うニュアンスのキャラクターだそうで前田も「おっとりというか、パッションですよね」とのこと。

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 ここで水島総監督が「オーディションのときから前田さんはパッションがすごかったんです。何言っているか分からないセリフとかがあって(笑)。でも、この勢いだなと思ったんです」と、キャスティングした一端を窺わせ、前田は「アドリブとかも自由にやらせて頂きました。これでもかというくらいやって、怒られるんじゃないかというくらいやっていたところもありました。でも、監督が『いいよ、いいよ~』と温かく見守ってくれて」と、アフレコを振り返る。

 さらに水島総監督は「リハーサルのときからアドリブを入れてくれて、ほかの子の声が聴こえないくらいアドリブを入れてくれて。それが面白くて、別撮りにしようかといって」と、前田のパッションあふれる演技が別撮りになるほどだったそうだ。

 一方、陶山演じるしおんはダンスはうまいが笑顔は苦手で、ある夢を叶えるためにダンシングチームに就職するという役どころ。陶山としては「完全にキャラクターと一致しているというかキャラクターを見させて頂いたときにから、『うわー、私だ!』と、鏡を見ているような印象があります。演じていても台本を読んでいくごとに、同じことに共感したりとか、私は笑顔が苦手で、いまもこうして人前でお話していることも緊張していたんです。でも、昔はもっと苦手で……。でも何年も活動させて頂いてできるようになってきて」と、シンパシーを感じていたのだとか。

 これに、水島総監督は「しおんに向いているなと最初から思っていたし、声優になってから頑張っている姿とか見ても、しおんっぽいんです。最近明るい笑顔を見せるようになったんですよ。楽しみな役者さんです」と、目を細めつつ、「演じている方とご本人は似ている方が多くてキャストさんみなさんのお芝居に関してはおまかせできて、リラックスしてもらえればいい演技ができる人たちでした。そのなかで、この2人はとくにリンク感がすごいです」と、コメントし2人も「嬉しい~!」と、笑みが浮かんだ。

 そんな本作の収録について前田は印象的な出来事があるそうで、「収録台本に書いてあるメモとかセリフは、いまだに大変な仕事が来たときに、家で見返して勇気をもらっています。あとは自分であのときに学んだことを書いていて、勇気づけられていて、私自身をすごく成長させて頂きました」と、“お守り”にもなっているようだった。

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 イベント後半には本作で描かれる福島・いわき市のスパリゾート・ハワイアンズに行ったらしたいことは?という質問が。これに前田は、「フラダンスのショーもそうですけど、男性の方が火を噴くショーをされていて、熱くないんですか!?と思っているんですけど、すごいですよ!それが衝撃的だったんで、いつか目の前で見たいです!」と、興奮気味語ったり、陶山は「ビッグスライダーには乗りたいです。でも、1日じゃ足りないから1週間くらい居たい!」と、遊び尽くしたいとも語っていた。

 また、劇中に流れる挿入歌『ありがとFOR YOU』は、4人組パンクバンド『Wienners』の玉屋2060%氏が担当しており、主要キャストである福原、美山、富田、前田、陶山が歌唱していることも発表されている。前田は「最初にレコーディングしたときに、オハナちゃんとは別の人物で、オハナちゃんを演じるより先に録らせて頂いて。仮歌を聴きながら仕事に行くことも多くて。私はレコーディングはサクッと終わったんですが、自分の中のピンク色を前面に出そうと思って誇張する感じでやってみたらOKですと言われて嬉しかったです。曲調のテンポが早くて、セリフ調っぽいところが印象的でした」と、裏話を披露することもあった。

 ほか、作品にかけて最近した大きな失敗は?という質問に、前田は「めっちゃタイムリーでTwitterにもアップしたんですけど、普段ハンドアルコールを保湿と消毒を兼ねて持ち歩いているんです。それがなくなっていたんですけど、詰め替えて持っていたんです。それで電車に乗っているときに保湿しようかなと思ったら、カバンからマキロン出てきて(苦笑)。“間違ってはないんだけど、近からず遠いなぁ~”と思って(笑)。ですので、きょうは物理的にコケても大丈夫です」と、エピソードを披露していた。

 オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』は12月3日より全国ロードショー予定!

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